「 人混みで避けない人」や「わざとぶつかる人」の心理にはみんな興味あるのに、「絶対100%避ける人」の心理は誰も解説してないんですね・・・
まあ、「気が弱いから」と分かりきっているからでしょうか。
人に迷惑をかけないようにかけないように、気を付けて毎日を生きています。
人にぶつかって迷惑をかける、という失敗は今のところしていません。
夫が全然避けない人なので一緒に歩くとヒヤヒヤします。
なぜよけないの?と聞いたところ、なんと彼はちゃんとよけているのだそうです。
私が500mも手前からよけようとしているのが異常なのだそうです。
そう言われてみれば、夫といてヒヤヒヤはするけどぶつかったことはありませんでした。
人混みで避けない人の心理
人混みでよけない人の心理をネットで収集しました。
- 道を譲ったら負けだと思っている
(誰と戦ってるの?) - マウンティングして自分のほうが上だと示したい
(同上) - 不機嫌、余裕がない
(仕方がない) - 何も考えていない
(学生に多い) - 空間認識能力が低い
(女性に多い) - 弱そうな人を選んでわざとぶつかってくる
(さいてい) - 普段のストレスを人に当たることで発散させている
(さいてい)
避ける能力がない状態の人は仕方がないと思います。私も貧血の時、見た目は普通でしたが歩くだけで精一杯でした。こういう場合は、能力がある人が避けてあげれば世界はうまく回ります。
私はアスペルガーで男性寄りの脳のため、空間認識能力が高いです。私より地図が読めて方角が分かる女性には出会ったことがありません。女性には積極的に道をあけてあげようと思います。
なお、スマホを見ながら何も考えずに歩いている人は、一度痛い目にあったほうがいいと思います。本当なら痛い目にあう前に注意してあげたいのですが、逆ギレされたらこわいので仕方がありません。ごめんなさいね。
人混みで避けすぎてしまう人の心理
回避性パーソナリティ障害の観点から
回避性パーソナリティ障害の人は、とにかく相手に嫌われたくありません。
ぶつかって文句を言われたり睨まれたりするのが怖いのです。もしそうなると普通の人には想像もつかないほど傷ついて絶望してしまいます。
だから、人に迷惑をかけないよう常に気を付けているのです。
回避性パーソナリティ障害は牛乳アレルギーと同じです。免疫が過剰に反応してしまうのです。
体質なので仕方がありません。なぜそういう体質になったのかというと、幼い頃に愛情に触れて免疫反応を抑えるということができなかったからです。
回避性パーソナリティ障害の人にとって、人との付き合いを避けることは悪いことではありません。アレルギーが出ないよう、自分を守ってあげてください。
ただ、怖いからといってなりふり構わず避けるようなことはしないように。主体的に「何を摂取するか、何を避けるか」冷静に自分で決めることが大事です。
「アレルギー反応の出ない牛乳」を見つけたらすぐに感知できるよう、普段からよく観察し、感受性を磨いておいてください。よく見るとけっこう近くにあったりします。
(参考:「生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害」岡田尊司 朝日新書)
アスペルガーの観点から
アスペルガーの私は、想像力が乏しく人の気持ちが分かりません。
すれ違う相手の心まで想像できないのです。
また、変化に弱いという特徴があります。真っ直ぐこちらに近づいてくる人間型の物体が、いつの間にか私をよける動きをする、という「変化」を予見できません。
楽しそうにお喋りしながら歩いているのに、まさか私なんかのために道を空けてくれるなんて。
私としては、こちらに向かってくる障害物をなんとか(私だけが努力して)避けなければならない、としか考えていないので、相手が道を空けてくれるとびっくりしてしまうのです。
もう、相手を人間じゃなくてルンバだと思ったほうが人間を理解しやすいかもしれません・・・